ピアノレッスン
近くに従妹の家族が住んでいるが、その小学生の姪のピアノを少しみてやっている。
もちろん僕はピアノを弾けない。ただとりあえず、シャープかフラットが一つ付いているくらいの調の音階が、両手でゆっくりと弾けるかなってなものだ。
姪は週に一回、ピアノの先生のところに通っている。
従妹が僕にいった。
「別に、それだけで生活していけるピアニストにさせるつもりも、ピアノの先生にさせるつもりもないの。講師に安くないレッスン料を納めていけるほどの余裕が、残念ながらウチにはないわ。けれど娘が小さい時にピアノの基礎をすこしでもやっておけば、本人がやがて大人になって、自分のために、楽器をすこしでも奏でられれば、それでいいの。でもやるからには、4〜5年は少なくとも毎日やらなければ駄目だわ…なにごともそうだと思うけど。」
自分でも結構ピアノを弾ける従妹は、働いているから自分の娘のピアノを毎日みてあげられないというわけだ。親以外の人に見てもらったほうがいいかもね。などと調子をあわせていたら、その役目がピアノの弾けない僕にまわってくるとは思ってもみなかった。
「気の付いたところは彼女にいろいろ伝えていくけど、結果は保証できないよ。毎日やるというペースメーカーとしてだったらできないこともないなあ。」といった。従妹は「いいの、それで…」笑ってOKした。
そんなわけで、ほとんど毎日、ちょっとの時間だけども、ピアノをみてあげることになった。
彼女の成長が記録できればいいと思ってノートをとることにした。
準備運動を軽くしたあとで、メトロノームを使いながら、単調な練習につきあっている。単調だからこそこどもには、外側からの誘導が必要なのだろう。確かにこれを突き抜けないと楽器ができるようにはならないだろう。
項目 | 内容 | 速度等 | 備考 |
---|---|---|---|
ハノン | 43・44・50 | ♪×0.5=80 | |
音階 | 24長調 | ♪×0.5=60 | 付点タンタ |
♪×0.5=120位でひけるので、バリエーションをつけた。前付点の「タンタ」が運指も間違えずに弾けるようになったら、後付点の「タタン」をやらせようと思う。3連符の「2:1」の「タンタ」「タタン」ではなく、あくまでも「3:1」の付点ができるようにさせたい。そのためにはゆっくりと。もっとゆっくりがいいかも。
曲 | 速度 | 回数 | 備考 |
---|---|---|---|
B-09狩猟 | ♪=100 | 通し1 | ○ |
B-10優しい花 | ♪=100 | 両手1-4小節 | |
B-08優美 | ♪×0.5=120 | 通し1 | ○ |
B="Burgmuller Etuden 25"
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