中華:揚げ餃子

揚げすぎて焦げてしまった残り餃子

昨日餃子がたくさんできた。一晩ではたべきれなかった量なので残した。
さてフリーザーの登場だが、一度凍らせると、おおむね一週間以上凍らせたままになる。
一週間くらいの保存は、冷凍食品のように保存料を効かせなくても、料理的におおきな問題にはならない。
ところが、一度フリーズするということは、タイムマシンに乗せるわけだ。タイムマシンに乗るということは、その場のつながり、料理の関係をすべて断ち切った上で時間移動するわけだ。
なぜその時それを作りたかったのか、またどうして作っておいしいと思ったのかという料理の周辺状況が再現されずに、料理だけほぼ再現される。これって料理の驚きもないし、むろん二番煎じだし、そういう意味で料理は、勢いというか、フレッシュなのがいい。

もっともイヤなのは、狭くなったりして、そのときの冷凍室事情で、義務感から解凍しなければならないとき、また、その義務感を感じたくないので、料理がアイスエイジのまま、1ヶ月以上たってしまうようなとき…。

それで昨日の餃子は、翌日つまり今日の晩に食べればいいのだから、フリーズしなかった。
ところが、冷蔵庫にクッキングペーパーで大雑把にくるんでいれておいたものだから、今日午後気が付いてみたら、皮が融けかかって、中のニラ肉あんが破けでている…。
これじゃ焼けないよ。どうしよう。
蒸かす?
でも蒸し器ないし。

ええい、形がきれいなのもあるけど、ざっくり皮付き肉団子、揚げてしまえ。
というわけで、「揚げ餃子」。