続ブルーノート1500番台

レキシントン・アヴェニュー』を聴く。ブルーノート1500番台前半の特徴的な12曲を収録したサンプラー。何日か前『ザ・ハード・バップ!』を聴いて、たしかにもう一枚サンプラーがあったはずと部屋をかき回したら、あった。でてきた。これもかつて「ヴィレッジ・ヴァンガード」で購入したもの。価値ある「税込み千円」。

LEXINGTON AVENUE

LEXINGTON AVENUE

いままでの生活では、自分が自由にコントロールする時間があまり持てなかった。実際、音楽はグレゴリオ聖歌から東欧や西アフリカの音楽、チベットのお経にいたるまで大いに「聴き散らかして」いた。
自宅に帰ってから、たまにCD聴いていても、お酒、大した量、飲(い)ってないにもかかわらず、疲れがあってか前後不覚になって、気が付いたら明け方だった、みたいなこと結構あった。鉛のように重い体をなんとかベットにすべりこませて、小一時間、足を伸ばして眠って、出社する…。
結局、CD最後の曲までまで聴き続ける体力と精神力はすべて、リーマン生活に吸い取られていたようなもの。
これからは、心身ともに健康な自分を、自由にコントロールする体力と精神力と経済力を維持していかなけりゃならない(特に楽隠居にとって「経済力」はおもてに出さないのがお作法だが、一大事)。

あわてる必要ない。CDを整理しながら、あらためて一つ一つ味わいながら聴いていきたいと思った。

∇整理しながら聴いていくのはいいけど、時間は無限にあるようで、実はたいしてないゾ…